こんにちは!
えなとまとです!
結婚して4年。現在賃貸に住み続けていますが、子どもの誕生に伴い住環境を安定させたいと思うようになりました。
そこで今考えているのがマンションの購入です。
現在マンションの購入価格が高騰中。
「マンションを買うなら今」「マンション購入はデメリットだらけ」などさまざまな意見が飛び交っていますが、果たしてどの方法が正解なのでしょうか。
現在マンション購入を検討しているということを機に、マンション購入のメリットとデメリットについてまとめました。
マンション購入のメリット
マンション購入にマイナスなイメージを持っている方もいますが、メリットもたくさんあります。
そこで、メリットを生活面とコスト面に分けてまとめます。
具体的なポイントを挙げて解説しますので、ご参照ください。
生活面
まずは生活する上でどのようなメリットがあるかを解説します。
主に考えられるメリットは以下のとおりです。
- 立地がいい
- 眺望や日当たりがいい
- セキュリティが充実
- 床がフラット
- 資産になる
- 設備やサービスが充実
詳細を説明します。
立地がいい
マンションは完売目的のため、駅チカや商業施設の近くに建てられることが多いです。
通勤や通学もしやすかったり、学校が近かったりと単身者やファミリー層までそれぞれにメリットがあります。
最近だと都心の再開発が進み、駅直結のマンション建設も多く目にするようになりました。
特にターミナル駅の近くは移動の範囲が広がるので、住みやすいでしょう。
令和4年度住宅市場動向調査によると、立地の良さでマンションを選んだという方は56.9%でした。(参照:令和4年度住宅動向調査 001610299.pdf (mlit.go.jp))
半数以上の方が重視していることから、マンションは立地の良さではおすすめです。
眺望や日当たりがいい
マンションは戸建てよりも高さがあるので、眺望や日当たりの良さが特徴です。
周りに高いビルなどがなければ、上層階であればあるほどきれいな景色に期待ができます。
日当たりがいいと室内が明るくなるため、快適に過ごすことができます。
また、暖房がなくても温かいので光熱費を抑えることもできますよ。
セキュリティが充実
マンションには管理人が在中していたり、防犯カメラやオートロックが搭載されていたりとセキュリティ面が充実しています。
警備会社と連携しているマンションも多く、外部からの侵入も簡単にできないようになっています。
また、宅配ボックスやキーがついているエレベーターがあれば防犯はさらに強化されます。
留守や長時間の不在でも安心です。
床がフラット
マンションは室内の階段がなく、ワンフロアの建物がほとんどです。
床がフラットなので導線が作りやすく、生活しやすいです。
ほかにも床がフラットだと掃除がしやすかったり、バリアフリー設計で高齢になっても安心して生活できるというメリットもあります。
また、子どもが階段から落ちる危険も少ないので子育て世帯も安心です。
資産になる
マンション購入後は自分の資産になります。
ローンを返済して売却すれば現金化もできますし、賃貸として貸し出せば家賃収入を得ることもできます。
建物自体は築年数が経ってしまいますが、立地が良いところでは住みたいという人も多いです。
将来的にはリフォームして新しく住めるので、戸建てよりも売れやすい傾向にあるでしょう。
設備やサービスが充実
24時間利用できるゴミ捨て場やラウンジ、フィットネスジム、セキュリティなどマンションならではの設備やサービスが充実しています。
内容はマンションによりますが、生活に便利なサービスが使い放題なのは住人ならではの特権です。
また、大型マンションではマンション内でお祭りやイベントが行われることもあります。
マンション内でコミュニティが広がれば、住人同士も打ち解けられるので住みやすくなります。
コスト面
マンション購入にあたって一番重視する点は、コスト面です。
コスト面は以下のメリットがあります。
- 土地代の負担の軽減
- 固定資産税の軽減
- 共用施設が安く使える
どのようなメリットがあるのかを紹介します。
土地代の負担の軽減
マンションは土地の価格をそれぞれが負担しています。
都心部などの戸建ては、その世帯が土地代も負担することになるので負担は大きくなります。
マンションでも総戸数の多い物件であれば、一世帯当たりの割合が減るので土地代の負担は少なくなります。
固定資産税の軽減
住宅に住むと、毎年固定資産税と都市計画税を納める必要があります。
マンションの場合は新築だと5年間、認定長期優良住宅だと7年間税額が2分の1になります。
税金を少しでも安く抑えたい方は、そのような物件を中心に探すのがおすすめです。
共用施設が安く使える
マンション内に共有施設がある場合は、管理費や運営費は住人がそれぞれ負担しています。
したがって、総戸数が多い物件であればあるほど負担額は少なくなります。
軽い負担で共有施設が使えるのは、マンションならではのメリットだと言えるでしょう。
マンション購入のデメリット
マンションを購入するうえで考えられるデメリットを紹介します。
もちろんデメリットかどうか感じるのには個人差があるので、あくまでも考えられるものとしてご参考になれば幸いです。
購入するうえで検討してみてください。
生活面
まずは生活面に関するデメリットです。
デメリットとして以下のものが挙げられます。
- 設備などが選べない
- 増築できない
- 制約がある
- ペット飼育の規制
- 生活音
具体的に下記で説明します。
設備などが選べない
「こだわりのキッチンがある」「床や壁にこだわりたい」という方は、思うような物件に最初から出会える確率が低いでしょう。
こだわりがあるとなかなか思うように物件選びができないかもしれません。
しかし、新築マンションの場合は間取り変更プランがあったり、住宅設備機器の変更などもできたりします。
変更したい場合は、販売中に相談してみましょう。
また、中古マンションでもリフォームで内装を変えることができます。
間取りを変更したり部屋の雰囲気を変えたりと、自分好みの部屋に変えることも可能です。
増築できない
マンションは共有部分があるため、増築は難しいです。
マンションの部屋の広さ以上に面積を増やすことができません。
また、玄関のドアやバルコニーは所有者が使用する部分ですが、こちらも共有部分に値するため勝手に変えることはできません。
今後家族が増える予定がある方は、人数も考慮したうえでの物件選びが重要です。
制約がある
キッチンやトイレなど水回りの位置を変更することができないこともあります。
間取りの変更も壊せない壁がるなど、制限される場合があります。
リフォームが思い通りに行かないこともあるので、間取りの相談はリフォーム会社と入念に打ち合わせをしましょう。
ペット飼育の規制
中古マンションではペットの飼育が禁止されているところがあります。
ペットを飼っている方や今後飼う予定のある方は、必ず確認しましょう。
勝手に飼うと隣人トラブルやマナー違反として注意を受ける可能性があります。
ペットの飼育規定は必ず確認し、ルールはきちんと守りましょう。
生活音
部屋同士が隣接していることから、上下階や隣の部屋の物音が気になるかもしれません。
イスをひく音や物を落とした時などはコンクリートを通じて部屋に聞こえます。
何も気にせずに生活していると近隣の住民に迷惑をかけてしまう可能性もあります。
生活音がするのは仕方がありませんが、多少の配慮は必要になります。
コスト面
マンション購入では、以下のようにコスト面にかかるデメリットもあります。
- 共用施設のコストがかかる
- 共用施設のコストがかかる
購入を考えている方は、どこにコストがかかるのかをしっかりと理解しておきましょう。
ランニングコストがかかる
マンションを購入すると、ローンのほかに管理費や修繕積立金、駐車場代など毎月支払いがあります。
これらは金額が決められているので、各自で減らしたりすることができません。
払い続けるお金が発生してしまうので、無駄に感じるかもしれません。
また、急な出費や子どもの学校行事が重なった場合は負担に感じることもあります。
マンション購入にはローン以外にも出費があるということを覚えておきましょう。
共用施設のコストがかかる
マンションに住んでいれば、管理費や運営費の支払いは必須です。
たとえ共用施設を使っていなかったとしても、払わなければなりません。
普段共用施設を使わない方にとっては、ただの出費となってしまいます。
物件を選ぶ際にはどんな共用施設があるのか、また自分が使えるところはあるのかを確認して、無駄のないようにしましょう。
マンション購入は老後だとデメリットだらけ?
マンションを老後に購入するとデメリットが多いと思われがちですが、意外とそんなことはありません。
先ほども述べましたが、マンションはワンフロアなので階段はありません。
バリアフリーなのでお年寄りでも安心して生活できます。
また、老後にマンションを買う際は立地を最重要視しましょう。
駅の近くであれば移動もスムーズですし、スーパーも近くにあれば多くの荷物を持った移動が少なくなります。
家の近くで生活できる環境が整っていれば、車を使う必要がないので事故も防げます。
選び方次第で、マンションは高齢者にとって住みやすいと言えます。
マンション購入と賃貸はどっちの方がメリットが多い?
上記ではマンション購入のメリットを挙げましたが、賃貸にもメリットはありあます。
例えば、引っ越しがしやすいこと。
転勤や結婚などで環境を変えたい時など、自分の都合で何回でも引っ越しができます。
いろいろな場所に住みたい方には賃貸の方がおすすめです。
一方デメリットとしては、マンションと同じくリフォームできない点が挙げられます。
賃貸なので所有者はオーナーです。
オーナーがリフォームを禁止している場合はもちろんNGですが、仮にリフォームした場合でも退去時に原状回復をしなければなりません。
費用がかなりかかるので、賃貸でのリフォームはデメリットが多いです。
以上を加味すると、マンションと賃貸でそれぞれメリット・デメリットはあります。
一概にどちらの方がいいとは言い切れないので、慎重に考えて自分の生活に合わせた選択をとりましょう。
マンション購入か賃貸で迷った時は?
「マンション購入がいいのか、賃貸がいいのかわからない」という方に、それぞれ向いている人の特徴をまとめました。
今後のヒントは当てはまる項目が多い方にあると思います。
ぜひ参考にしてみてください。
マンション購入が向いてる人
マンション購入に向いている人の特徴は以下のとおりです。
- 収入が安定している
- 家賃の支払いが無駄に感じる
- 自宅で資産を持ちたい
- 家族が住む家に困りたくない
購入で数千万円と考えると非常に大きな買い物ですが、家賃を払い続けていても結局払うのは同じです。
そういった意味でも、収入が安定していて審査に通り、支払いが終わればマンションは資産となります。
また、団体信用生命保険に加入すれば、契約者の死亡など万が一のことが起きた場合は支払いが免除されます。
家族を考慮した住まいを考えている方は、マンションの購入を検討してもいいでしょう。
賃貸が向いてる人
賃貸が向いている人の特徴は以下のとおりです。
- 引っ越しが多い
- 収入が安定していない
- 借金をしたくない
引っ越しが多い人は、簡単に住環境を変えられる賃貸がおすすめです。
全国転勤では会社から家賃補助が出るところもあるため、賃貸の方がお得です。
また、マンションの購入は数十年にわたってローンを組むことが多いです。
「長い期間返済をしたくない」「借金を抱えたくない」という方は、賃貸の方が気持ち的にもラクです。
マンション購入に不安がある方は、賃貸に住んでから考えてみるのもおすすめです。
マンション購入のメリットについてのまとめ
今回の記事では、マンション購入のメリットについてまとめました。
「マンションは買うな」「マンションの購入はデメリットしかない」という声もありますが、それは個人の考えであってメリットもたくさんあります。
購入に悩んでいる方は改めて自分の人生設計を考え、「買わなきゃよかった」と思わないように慎重に判断しましょう。