みなさんこんにちは!
えなとまとです!
「子育てがしやすい環境で子ども育てたい」「ゆくゆくはのんびり暮らしたい」などの理由から、移住を考える方も多いのではないでしょうか?
そんな中でなんと、今群馬が注目を集めているんです!
都道府県魅力度ランキングではいつも下位。そんな群馬がなぜ人気なのでしょうか?
今回の記事では、群馬が移住に人気の理由や移住支援金などを解説していきます。
こんな方におすすめ
- 移住を考えている
- 関東県内に移住したい
- 群馬に住むって実際どう?と考えている
そもそも群馬ってどんなところ?
群馬県は関東の内陸県で、都心と地方のどちらにもアクセスしやすい立地です。
群馬県の基本情報はこちらです。
人口 | 191万3000人(令和4年10月1日時点) |
面積 | 6362平方キロメートル |
気候 | 夏:平野部のため暑い。雷が発生しやすい。 冬:冷たく乾燥した「空っ風」が吹く。 |
歴史 | 富岡製糸場 絹産業遺産群 |
文化 | 上毛かるた |
群馬県は「鶴舞う形の群馬」と言われており、鶴の形をした地形が特徴的です。
山間部は四季折々の自然が広がっており、訪れる観光客もたくさんいます。
ただ、群馬県は夏は暑く、冬は寒いのが特徴です。気候に慣れるまでは時間がかかるかもしれません。
群馬は移住の人気ランキング2位!
認定NPO法人 ふるさと回帰支援センターが公開した、2024年版人気の移住先ランキングは以下のとおりです。
1位 | 静岡県(4年連続1位) |
2位 | 群馬県(前回9位) |
3位 | 栃木県(前回3位) |
4位 | 長野県(前回2位) |
5位 | 宮城県(前回7位) |
群馬県は前回の9位から大幅に飛躍し、2位となりました。
今多くの方が群馬に注目していることがわかります。
群馬が移住に人気な理由
では、一体なぜ群馬が移住に人気なのでしょうか。
その主な理由がこちらです。
- 都心に近い
- 商業施設が多い
- 子育てしやすい
- 物価が安い
- 災害のリスクが低い
- 空き家が多い
具体的に解説します。
都心に近い
群馬は都心から100km圏内という点が魅力の一つです。
高速道路だと約1時間、新幹線で高崎から約50分で行くことができます。
電車でも湘南新宿ラインや上野東京ラインを使って、約2時間で到着します。
乗り換えもなく、高崎が始発なので必ず座れるのも嬉しいポイント!
また、都心だけでなく新潟や埼玉、長野なども比較的短時間で移動することができます。
都会と地方、両方のアクセスが抜群です。
商業施設が多い
群馬は商業施設が多く、買い物がしやすい環境です。
高崎には高崎駅や大型のイオンモール、前橋にはけやきウォーク、伊勢崎にはスマーク伊勢崎など便利な商業施設が多数あります。
どこも敷地が広く、駐車スペースも十分に確保されています。
2024年1月には前橋市に
北関東初のIKEAがオープンしたね!
子育てしやすい
群馬では出産育児一時金をはじめ、第3子以降の給食無償化、保育園の無償化など子育てへの支援が手厚くなっています。
18歳未満の子どもの医療費が無料だったり、シングルマザー向けのシェアハウスの開設だったりと独自の支援も行っています。
そのほかにも多くの支援があり、子どもがいる家庭には大助かりです。
詳細は群馬県のホームページにてご確認ください。(https://www.pref.gunma.jp/soshiki/49/#sp_headline_0)
また、自然と共存できる施設や公園も多くあります。
子どもをのびのびと育てられる環境が整っています。
物価が安い
群馬は比較的物価が安い傾向にあります。
総務省の2022年の消費者物価地域差指数によると、群馬県は物価の安さが全国で2位。
その中でも住居と教育の物価水準が低く、全国で最も低くなっています。
ちなみに物価が一番高いのは東京都で、群馬の1.08倍も高いことがわかります。
群馬のスーパーや道の駅では、地場の野菜がお手頃価格で販売されています。
物価高が懸念される今、群馬に移住すればそこまで大きな影響は感じないかもしれません。
(出典:消費者物価地域差指数/総務省)
災害のリスクが低い
気象庁のデータをもとに、過去100年間(1924年~2024年)の間で、震度4以上の地震を観測した回数をまとめました。
関東や近県と比べると、地震の回数が圧倒的に少ないです。
絶対に安全とは言えませんが、日本の中でも比較的安心して住める環境です。
こうした災害の少なさから、群馬に進出している企業も多いのです。
空き家が多い
群馬は空き家が多く、住居を探しやすいというメリットもあります。
平成30年住宅・土地統計調査によると、総住宅数が94万9000戸に対し、15万8300戸が空き家となっています。
空き家率は全国平均13.8%に対し、群馬は16.7%。
全国で12番目に多い空き家率です。
県内では、空き家バンクの設置や相談窓口を設けるなど空き家対策に力をいれています。
中には500万円以下で販売されている物件もあり、住居にかかる費用を安く抑えられるのもポイントです。
(出典:空き家の現状/群馬県)
群馬の移住に失敗しないために知っておくこと
群馬は移住先に人気の場所ではありますが、もちろん注意点もあります。
- 車は必須
- 渋滞しやすい
- 気候が安定しない
- 仕事は早めに探す
群馬の移住に失敗しないためのポイントを具体的に解説します。
車は必須
群馬は全国でも有名な車社会。全国的に車の保有率が高く、1人1台は当たり前です。
また、電車やバスも都心に比べると本数が少ないため、郊外に行くにも車が必要です。
商業施設がある場所も駅から離れています。
バスの運行はしていますが、本数の関係で自由な時間が過ごせないかもしれません。
車は維持費やガソリン代はかかりますが、お出掛けや買い物にはとても便利です。
群馬に移住する際は、車を用意しておきましょう。
渋滞しやすい
車の保有率の高さから、道路が渋滞しやすいです。
特に通勤ラッシュ帯は普段の倍以上の時間がかかることもあります。
道路は比較的整備されており、大通りは2車線のところも多いですが、それでも渋滞することもあります。
車を使った通勤やお出掛けの際は、時間に余裕を持った行動が大切です。
気候が安定しない
群馬で過ごすうえで気を付けなければならないのは気候です。
夏は全国的にも特に暑く、ニュースでも取り上げられるほどです。
30度以上は当たり前と思っておいたほうがいいかもしれません。
群馬は夏になると
夕立も多いよ!
また、冬は「群馬のからっ風」で知られるとおり、とにかく風が強いです。
玄関に置いてあるものが飛ばされたり、時には立っていられるのがやっとということもあります。
移住の際は群馬の気候についてしっかり理解し、快適に過ごすための工夫が必要です。
仕事は早めに探す
群馬は都心部に比べると求人数は少ないです。
やりたい仕事があっても、求人が出ていないなんてこともあるかもしれません。
環境に慣れるためには、まずは仕事を探して生活を安定させることが大切です。
なるべく移住する前に就職先を決めておくようにしましょう。
また、地方だからといって仕事が楽になるというわけでもありません。
無理のない範囲で自分に合った仕事を探すようにしましょう。
群馬県が実施する移住支援制度とは?
群馬は移住に力をいれており、さまざまな支援制度が整っています。
その際に受けられる制度はこちらです。
- 移住相談
- 移住体験
- 移住支援金
それぞれ詳しく解説します。
移住相談
ぐんま支援センタ―では、移住に関する相談窓口を設けています。
オンラインと対面から選べるため、遠方に住んでいる場合でも相談可能です。
相談をする際は予約が必要です。都合のいい日時を決め、Webから予約を取ります。
オンラインの場合はZoomで行うので、端末やネット環境を整えておきましょう。
事前に群馬の情報を知っておきたい方は、ぐんま暮らしポータルサイト「ぐんまな日々」を見ておくと理解が深まりますよ。
移住体験
県内11ヶ所で移住体験ができます。
利用料が無料だったり、家具家電付きだったりと負担がなく移住体験ができるのがポイントです。
体験中は実際の雰囲気や買い物の仕方、グルメなどを楽しめます。
質問や予約は各市町村で受け付けています。
「群馬にいきなり移住するのは不安」「事前に環境を知っておきたい」という方は、ぜひ移住体験を利用してみてください。
移住支援金
群馬への移住者で条件を満たすと移住支援金が支給されます。
移住金額はこちらです。
- 単身者…60万円
- 世帯……100万円
- 18歳未満の帯同で1人につき30万円~
申請方法は個人の状況によって異なります。
詳細はぐんま暮らしポータルサイト「ぐんまな日々」にてご確認ください。
群馬は移住先におすすめ!
群馬移住は支援金をはじめ、都心へのアクセスへの良さや物価の安さなどのメリットがあります。
移住先ランキング上位であることにも納得ですね。
事前に群馬について知っておくことで、心配事もなくなるはずです。
移住を考えている方は、群馬も候補に入れて検討してみてください。